第49章 裏切りの果て
バスコ「じゃあ、行こうか。ちゃん」
『ひっ……』
バスコ「あれ?怖いの?大丈夫だよ」
バスコはの頬に触れた
『…っ』
体が震える
バスコ「無理やりでも連れて行くけど……マベちゃんたち死なせたくないでしょ…?」
『……っ!!』
“自ら来ないと殺す”
そう言っているように聞こえる
はマーベラスを抱き締め、立ち上がった
『…わかった』
バスコ「さすがちゃん。物分りがいいね」
『………』
バスコはマーベラスたちのレンジャーキーを取り、歩き出した
―――――
バスコとはガレオンに戻った
ナビィ「アッ!〜!ドコニ行ッテンダヨ〜!」
バスコ「よぉナビィちゃん!ご無沙汰〜」
ナビィ「バ、バ、バスコ〜!?アアアア!」
バスコ「逃げても無駄だよ、もう誰も助けに来ない」
バスコの手にはみんなのレンジャーキー
ナビィ「マーベラスタチヲドウシタンダァ!勝手二入ッテクンナ〜!オ前ナンカ!オ前ナンカ〜!!
ガッ!!
ナビィ「アァッ!!」
『ナビィ!!』
バスコはナビィを殴り飛ばし、足で踏み付けた
『ちょっと!ナビィに何するの!』
パンッ!!
『きゃ…っ』
バスコに頬を殴られ地面に倒れた
バスコ「やーっと揃った…。34の大いなる力…。全てのレンジャーキー…。ゴーカイガレオン、ちゃん、そしてナビィ。宇宙最大のお宝は…この俺のもんだ。ハッハッハッハッハッ!!」
『く……っ…』