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海賊戦隊ゴーカイジャー

第16章 いまも交通安全




―――ガレオン船―――


『………』

アイム「どうしました?」

『…ううん、何でもない』

マーベラス「お前はホントにわかりやすいな。言えよ」

『この前…愛ってなんだろうって考えてた。でも今日、愛がわかった』

ルカ「え」

アイム「え?」

ハカセ「え!?」

ジョー「え…?」

マーベラス「…は?」

『あい、らぶ、ゆー、が愛。でも、今度はあい、らぶ、ゆー、がわからない。陣内って人はこれが愛って言ってた』

ルカ「はぁ……」

アイム「そういうことでしたか」

ジョー「あの男…」

マーベラス「変な知識教えやがって…」

『?』

ハカセ「愛かぁ…難しいねぇ」

『ジョーも難しいって言ってた』

ルカ「へぇ〜、ジョーがねぇ」

ジョー「…うるさい」

『あと、インサーンが……陣内って人に…きす?しようとしてた』

マーベラス「ぶっ…!」

ルカ「ゲホッ!」

アイム「んぐっ」

ジョー「ゲホッ!」

ハカセ「ぶっ!」

『きす、ってなに?』

みんな飲んでいたものを吹き出した

マーベラス「アイツ…!」

ルカ「に何見せてんのよ…!」

アイム「まだ、知らなくてもよろしいかと思いますよ」

ジョー「そうだな、うん」

ハカセ「うんうん」

『?』

みんなはそそくさといなくなった

『変なの』

は見張り台へ向かった

夜にここからの景色を見るのが好きでよく来る


マーベラス「また見てたのか」

しばらくするとマーベラスが来た

『うん、綺麗』

マーベラス「……」

マーベラスは自分のジャケットをにかぶせた

『ありがとう』

マーベラス「おう」

『何でさっきみんないなくなったの?』

マーベラス「まだ聞くか…。いいんだよ、知らないなら知らないで」

『気になるんだもん…』

マーベラス「…そんなに気になるならしてやろうか」

『え?』

マーベラスはの顎を掴み、軽く上げた

『マーベラス…?』

マーベラスは顔を近づける

そしてそのまま頬へキスをした

マーベラス「ここは…一番の好きな奴のために取っとけ」

の唇を指でなぞり、微笑んだ

マーベラス「冷えるからさっさと降りてこいよ」

マーベラスはそう言って下へ降りていった

『……きすって……ちゅーのことか…』



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