第58章 ❤︎ 射精管理 岩泉一
充足感は感じていた。けど中に出してしまった後悔に背中が急に冷めていく。大丈夫とは言え男としての責任は重い。あれこれ思考を巡らせる俺とは正反対に恍惚とした表情で俺に体を擦り寄せてくる。
「すっごく、気持ちよかったぁ。いっぱいイッちゃった」
「お前なぁ」
「一、怒ってる?」
「当たり前だろ?」
「えー。やだ、ごめんね。許して…?」
んなこと可愛く言っても泣いたとしても無駄。
「倍返しだから覚悟しとけよ」
このままで終われるわけねぇんだから。後で俺ん家で説教確定な。
fin.