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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第68章 ❤︎ 青城3年とルームシェア


さっきまで一人で寂しいなんて思ってたのに今や目の前には何故か三人はトランプを初めてババ抜きを楽しんでいる光景。お米一粒も残ってないすっからかんになったお皿を片付けながらこれじゃ下宿屋のおばちゃんじゃんか…ってまたため息をついた。それでも“美味しい”って食べてくれるのは嬉しかったけど。

「はい、これ、食後のデザートね」
花「りんごじゃん」
松「美味そう」
花「そうそう、こういうところなのよー、いちかちゃんのいいところって」
「いいところって…、花巻って口も上手いよね」
岩「美味い」
花「だから岩、早いって」
岩「りんご食いたかったんだよ、今」
「いやそれ絶対嘘」
岩「嘘じゃねぇよ。チャーハンの後はりんごで決まりだろ?」
「そうなの?」
岩「そうだ」

岩泉に関して言えばバナナ出してもチャーハンの後はバナナだとか言ってそうだよね。そんなツッコミすらため息に消えて、ウサギに切ったりんごをひとつ取る。誰一人として“うさぎだぁ”って喜ばないところが男子だよね、くそっ。

花「なぁ、まっつん、それで及川は?」
岩「東京までは行ってたみたいだけど、結局制限かかって渡航できなくてこっちに戻ってきてるって。自粛期間開けたら遊びに来るんじゃない?」
花「残念だな」
松「ほんとはすぐ行きたいって言ってたけど、東京から帰ってきたしちゃんと自粛生活終えてからにするって。あと二、三日ってとこだろ?」
「及川が自粛生活送ってるなんて偉いじゃん。え、でもまさか及川までここで住むとか言わないよね」
松「それは覚悟はしといた方がいいよね」
岩「俺は嫌だ。うぜぇし」
松「まぁでも一人増えるくらいいいんじゃない?」
「勝手な事言わないで」
松「でもここで及川誘わなかったら一生恨まれそうじゃない?」
「え、やだ。地獄に落されそう」
松「なら及川がここに来たいって言ったら受け入れてあげなきゃな」
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