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【名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした。

第2章 〜プロローグ〜



なので小学生に上がってからは、有名なアーティストが多く通っていた音楽スクールに通い始めた。さすがに費用がやばいのではと危惧していたけど、両親は嬉々として支払ってくれた


これで演技やダンスや歌を本格的に勉強できる。夢中で大好きなものを真剣に練習できる環境を用意してくれた両親にとても感謝した。







そして私が小学2年生になった頃、4歳の新一は両親の計らいで幼稚園に編入が決まった。つまりヒロインの毛利蘭ちゃんとその親友、鈴木園子ちゃんに出会う日がとうとう来ちゃったわけだ。一応毛利家の夫婦は両親の友人なので、何度かお会いした事はあるけど頻繁に会うような人達じゃない。蘭ちゃんとは数回会ったことがあるだけで、多分彼女自身の記憶になんてないだろうな……


だから新一が幼稚園に入るのを楽しみにしていて、あの子を送り迎えした母が言うには蘭ちゃんに一目惚れしたらしい。恥ずかしいそうな新一の様子から実際図星なんだろう。我が弟ながら可愛い初恋だ


しかしさすがは原作で事件ホイホイだった新一。早速通い始めた幼稚園の教師が蘭ちゃんを拐おうとしていたらしく、あわや事件が起こりかけてそれを父さんが防いだらしい




やだもう、既に吸引力が伊達じゃない……!!





なので新一には私から危ない人や怪しい行動を取る人間を見た時、絶対周囲の大人に相談することと、一人で行動するのがどれだけ危険なのかをみっちり教え込んだ。あの子は自分でどうにかしたいようだけど、まだまだ子供で大人に敵わないと言うと渋々しながら納得してくれた





それから小学生になった新一は、「俺がホームズの弟子になる!」と豪語していて推理する事に熱中し始めた。しかも幽霊騒動を確かめるために蘭ちゃんと一緒に夜の学校に忍び込み、後日、向かいに住んでる博士も巻き込んで謎解きをしていたと聞いた私は頭を抱えたくなった


忍び込んだ日に蘭ちゃんの母親である絵理さんからの電話がかかり、話を聞いた私は新一を思いっきり説教した。蘭ちゃんまで巻き込んで毛利さん夫婦に申し訳ない……おまけに楽観視している両親の事もきちんと叱っておいた



そして新一達が7歳、私が10歳のある日、例の出会いイベントがやってきた。工藤一家と蘭ちゃんが一緒に海に行くあれ、赤井ファミリーと出会うストーリーだ
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