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【名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした。

第5章 〜若き桜達との再会〜



椎奈「……あっ、そうだ!」

諸伏「えっ?!もしかしてまだ何かある?!」

松田「もうこの際だ!オラ、全部話せよ!俺らが仕事で失敗しねぇ為だ、どんと来いやぁ!!」

椎奈「え?いやいや、さっきが最後って言ったよね?喧嘩腰になるような話じゃないよ?」



さっき事故死の件が最後だと言ったんだけど、単に言い忘れてた話を思い出して声に出しただけで過剰な反応をしちゃう若い五人。思わずキョトンとなって違うと言えば、揃って安堵の息を吐いていた




伊達「そ、そうか……。で?今度はどうしたんだ?」

椎奈「ほら航兄さん、私が今度私がテレビ中継される大会の決勝に出るの知ってるでしょ?怪我が治って元気な私の演出を見て下さい、って教場の皆さんに宣伝お願いします」

四人「「テレビ中継の大会に出るのか?!」」



側で聞いて愕然とする彼らにハッとする。そう言えば、彼らに言っていなかった




椎奈「私ね、これでもアーティスト志望なの!歌も演技もダンスも専門の指導を受けてるの。先生からの勧めで参加するんだよ」

松田「マジか……」

萩原「おっと、通りで自然と魅せれる動作が出来るわけだ……。美意識高いし声も綺麗だと思ったよ」

降谷「と言うか君、なんか芸能人の誰かに似てる気が……」




如何やら皆さん、私の様子に感じるものがあったらしい。加えて降谷さんは私の顔が記憶に引っかかっているようで……。恐らく、それは母さんである元女優、藤峰有希子の容姿だろう。そっくりだもんね、私。だけど偏見のない感想を持って欲しい、今は明かすつもりがないんだよね……




椎奈「うーん、それは内緒だね!出場出来た人のスペックによっちゃ、そのまま芸能界にスカウトされるの!頑張ってアーティスト目指してるから、テレビで応援お願いします!」




そう言って時間が来たから別れたその日以降、私と彼らは数年間も真面に顔を合わせず過ごすことになる。どうして未来を中途半端に教えたのかと言えば、彼らの優秀な頭脳を信じているからだ───
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