第38章 Happybirthday!!!
きゅっ
「小さいな」
「お母さん譲りですからね、半田さんの手は大きくて優しい手ですね(あの人とは違う手)」
あの人の手は
傷だらけで、人を守るための手
あなたの手は傷を知りながらも人を守る手
私は2人の手が好きだな。
✿✿✿
「何やかんや楽しみましたね····」
「いい大人がつい羽目を外した···」
※テーマパーク仕様カチューシャ装備
「最後のアトラクションはあれにしませんか?」
「観覧車か···」
「ごゆっくりどうぞ~~~」
『······』
「あの、半田さん」
「なんだ」
「普通は向かい側に座るはずじゃ···」
「恋人なんだから隣同士が当たり前だろ」
「それは、そうですけど···///(近くね!?)」