第38章 Happybirthday!!!
その時見た半田さんの顔は、ロナルドさんとは違う
ひとりの"だんせい"であった
「ーー、わかりました。今日は半田さんの"彩華"でいます」
ぱあ
「あぁ!」
かさっ
「そしたら次に乗るのはどれにしますか?」
ぴとっ
「そうだな、絶叫系はまだあるみたいだからひとまずパーク内歩くか」
「ー!(くっついた)は、はい。」
「····」
「半田さん?」
すっ
でこピン✿
「おらっ」
ずびしっ✿
「ぴっ!」
「急に言われて困るだろ。お前はロナルドの想い人、ゆっくりでいい···お゚!///」
キュッ
「いいえ、確かに私はロナルドさんの想い人ですが今は···半田さんの"彩華"ですよ。行きますか!」
小さい手が自分より大きい手を握り歩き出す。
それがどんなに幸せな事だろうか