• テキストサイズ

夢の続き

第5章 マネージャー



放心している仁王3兄妹と+1名を放っておいて
クラスに戻ってきたあたし達

「ねぇねぇ、柳さんたちって
あのプロの幸村さんと知り合いなの!?」

知り合い?
2人で顔を見合わせると

「まぁ、そうだね?あの人
ここのOBだし」

「え?」

何だ知らないんだ

「せーちゃ・・・」

「鈴。それは禁句。
幸村精市。35歳。中学、高校とこの立海大付属に通っていて
この立海大付属テニス部の部長を6年務めあげた人材。
ついでに言えば、さっきも言ったけど
あたしたちの父親もここのテニス部だったから
知り合いというよりも家族と同じくらいの顔見知りと言ってもいい」

「そ、そうなんだ」

「実夢。あんたの方がお父さんに似てる気がする」

「何を言ってるんだか」

「でも、あの人のプレーを見るって事は」
「いずれはねぇ」

見られるかもしれない。
お父さんたちの時のプレーも。なんて
思ってしまった

/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp