第1章 〜片想い〜
春奈〜
私「ひっふぅりゅっのばかぁ」
家を走って飛び出しといて泣いてたら世話ないよ…でも…竜平が…好きなの…
[ヴーヴー]
変なタイミングで携帯が鳴り唖然となっていると表示されたのは{灰崎}君の名前…
私「え…」
なんで番号を知ってるのかは不安ばったけれど…私はとにかく出ることにした…
私「もしもし…」
誠「よっ…」
私「…どうして…」
誠「この前…お前が疲れきってる間に…少し借りた…わりぃ」
私「…そうなんだ…」
そういえば触ってたような…
誠「…どうしたんだよ?…元気ねぇな…」
私「え…」