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鰯料理の盛合せ【鬼滅短編・中編・長編番外編】

第24章 私の全て、余す事なくもらってください✳︎不死川さん※裏表現有


ビクビクと全身が痙攣し、気持ち良さで一瞬頭が真っ白になった。


はぁ…はぁ…はぁ


「…気を、やったみてェだな」

「…気を……やる…?」


噂には聞いていたけど…こんなにも気持ちがいいの?


そんな風に思いながら私のことを、意地悪なそれから一変し、愛おしげな目で見ている実弥さんを見つめ返していると


「…指、入れるぞォ」


そう言って

クチュクチュクチュ


「…っやだぁ!そんな…わざと音…たてちゃ…ダメっ…」

「はァ?わざとじゃねェよ…こんなに濡らしてんのが…悪ィんだろォ?」

「…っ…だって…気持ちいいん…だもん…」

「そうなって欲しくてしてんだァ…んな恥ずかしがるんじゃねェよ」


ヌルヌルに濡れたソコに指全体で触れた後


ツプリ


「…っん…」

「…中も…すげェな」


私の中に実弥さんの指が侵入してきた。

自分でも驚くほどに濡れている自覚はあったし、指を中に入れられても全くと言っていいほど痛くないというこの状態に私はとても驚いていた。


「…どうしたァ?痛てェのかァ?」


そんな私の様子に気がついた実弥さんが心配気に私の目をじっと覗き込んでくる。


「…いいえ…痛くないことに…驚いていたんです…」


呼び出され、"激った身体を鎮める"役割をさせられたあの数回は、心も身体も苦痛しかなく、嫌で嫌で仕方なかった。

それなのに、今こうして実弥さんとするこの行為は、恥ずかしくて、気持ち良くて、嬉しくて、心が幸せで満たされていくようだった。


「…お前ェ…今、俺以外の男の事…思い出してんじゃねェだろォなァ?」

「……へ?」


実弥さんにジッと睨まれながらそう尋ねられ


「…っあの…そう…と言えば…そうなんですけど…いやでも…!」


思い出していた事は事実のため、はっきりと"違う"と言うことが出来ない。


「…そうかァ…」

「…っは…んぅ…」


実弥さんはその言葉と共に、私の中に埋め込んだ指をゆっくりと動かし始めた。


クチュ…クチュ…ヌチ…


「…あ…ふっ…」

「…んなこと考える余裕…すぐに無くしてやらァ…」



私の中を探るように動き回る
実弥さんの指に
私のことを獲物を捉えたような
そんな瞳で見下ろす実弥さんの目に



私のソコと背中がゾクゾクと湧き立った。



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