第6章 かるし Δ
がっくし
「何故平然と私のベッドに寝てるんですか!思わず膝から崩れ落ちた!」
けろり
「えっ、一緒に寝ないのか?」
「まさかの自覚なしいい!··ロナルドさんは」
くぅーん。
「駄目か?」
ずぎゅん!!
「ぐうぅ···!、顔が良すぎなんですよ!一緒に寝ましょ!」
「やったー!ずっとひとりで棺桶に、寝ていたから人の暖かさとか知らねーんだよな!」
「ロナルドさん(そうだった。)」
ロナルドさんは自分を忘れているんだよな。
···あったかさか
「電気消しますよーー」
「おう!」
パチッ
もぞっ
(あったかい。···確かに最後にお母さんと寝たのいつだっ···)
「け!?」
じーーー
「·····」
「あのーーー、ロナルドさん?(暗闇に青い目がはっきりうつる)」