第40章 シーグラス 最終話
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(またスタートに戻ってしまった)
君を見つけたから確かめたかったけど若造に殴られ気づいたらいなくなっていたし
若造はシーグラスを持ち運ぶようになったし
「最近、シーグラスを持ち運んでるみたいだけどいい人見つけたのかい?」
「あぁ。やっと渡せる人を見つけた」
「その人は··あの夜に出会った人かい?」
「お前もだろ」
「えっ?」
「お前もあの女性が好きなんだろ」
「····えっ、いやいや···確かに私は探してるけど。若造と同じ女性を好きにはならないよ。」
「なぁ、はっきり言ってくれ。お前は何を探して何を見てる··このシーグラスはなんなんだ」
「それは····」
言っていいのか?
私が君の前を知ってる事
シーグラスはあの夜
君から約束として渡された