第3章 みず
どっどっどっ
「よろしく···お願いします(小声)」
ピッ
「はい、少々時間くださいね(店長の言う通り)」
夜のロナルド様はほんとに"人間"らしい
ちん♪
(終わった···栄養剤。何か仕事とか?)
「あっ、あの··いいですか?」
びくー!
「ひゃい!」
「···お仕事お疲れ様です」
「····へっ、あ···ありがとう··ございます」
「いえ··どういたしまして」
~♪
がさっ
(····お疲れ様··仕事···お疲れ様···って···)
こんなボロボロな俺を見てもあの子は何とも思わず、笑顔で接客
(···周りにいる女より···いいじゃねぇか··)
俺はそれを知るまで、色々と時間くった
日中と夜ギリギリまで吸血鬼狩人ロナルド様
夜中から朝方まで本来の弱い俺
それを周りに群がる女達に知られたらアウトだ!