• テキストサイズ

昼の子✿夜の子

第29章 けが



彩華の血は甘くて··優しい味がした


(震える事すらしないのか···)

プハッ···ツー···タラッ
「····受け入れた様子だな」

「当たり前ですよ、落ち着きましたか?(い、痛かった)」

「ヌー···」

ひょい
「大丈夫よジョンくん」

「···甘いんだな、血」

「甘い?!味が付いてるんですか!?」

「あぁ、今まで血を見てきたが··他の奴らは苦かった」


「ヌヌヌーヌヌ」

「あっ、悪い丸。····とりあえず今日の事は忘れてくれ」

「はい、分かりました(ロナルドさんにバレないようにしなきゃなーー··)また明日治療しに来ますね」

「ふん」


◆◆◆


「ヌー··ヌー」

「あっ、ジョンくんコンビニ行こうか!甘いの買ってあげよう····」

ぐいっ
「彩華」

「か!?··ロナルドさん!?」
/ 398ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp