• テキストサイズ

昼の子✿夜の子

第29章 けが



ぐっ
(なんだ?!こいつは人間なんだぞ?!、何故··こんなに顔が熱くなるんだ)

「ヌヌ···。」

すっ
「丸···。」

「よし、大分傷も塞がってきましたよナギリさ····」

「俺は、辻斬りナギリ。···そして1人の吸血鬼だ」




···ガブッ
「······(抵抗しない、噛まれてる事に固まったか?)」

あまい




「ナギリさん」

ハッ
「なんだ、今更怖気付いたか」

「あなたが噛むことで生きれるなら、噛んでいいですよ!」

「だから!··何故···逃げようとしないんだ···」

「だって、ナギリさん。悲しそうな顔してるんですよ?どこか痛いですか?不安ですか?治るまで私はちゃんと治療もしますよ」


「···っ、バカ··野郎」






ぎゅっ···ガブッ



「ヌー···」
/ 398ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp