第25章 ドラルクは考えた 2
「ヌー」
「どうしたんだい?ジョン」
「ヌヌーヌヌヌ」
「あぁ、海に行きたいんだね?でも行くなら夜だし···ロナルドくんは締切前で何かブラジルに逃亡する準備してるし···あっ、彩華くんを誘うかい?」
ばたん!
「彩華を誘うなら俺も行くぞクソ砂!!」
スナァ!
「ぶえーー!地獄耳ルドくんかよ!大体海は夜にしか行けないんだよ?」
ぽろぽろ
「昼だと彩華の水着が誰かに見られるのは嫌だしーーー!」
「わかったわかった5歳児!夜にするからって夜しか行けねーだろ!」
◆◆◆
ざりっ
「今日はお誘いありがとうございます!海とか久しぶりで私楽しみでした。」
「ジョンがねテレビを見て海をみたいって言うからさ」
「ヌヌヌ!」
「昼より私は夜の海が好きです」
「そうなのかい?」
「はい、所でロナルドさんは?」
「ロナ戦間に合わなくフクマさんに連行されたみたいだよ。まぁ終わり次第向かうって泣きながら連れて行かれたな」
「大変ですね」