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昼の子✿夜の子

第22章 寝る子



俺と同じ男なのに
身長
筋肉
細さ

うーん。
(男でも細身とかいるからな)

あまり考えるのはやめよ


✿✿✿

カタカタ
「····終わった」

終わらない仕事を終わらせ時間は日付が変わるギリギリ

カタン
「なんか飲んで寝よう」

ガチャ、

ぺたぺた
(彩華くんは寝てるな···ん?)


···グスッ

(なんか聞こえる?)

彩華くんの部屋から聞こえる。


コンコン
「彩華くん?」


反応はない

カチャ
「彩華くん?」

グスッ···。
「すぅ····うぇっ··」

「彩華くん?泣いてるのかい?」

寝てる彩華くんの隣に座り頭を撫でた。

(やっぱり、泣いていたんだ)

普段は笑顔で接してるつもりでも時折見える目の下が赤く

(あまり余計な事は言わないようにしていたけど···)

「大丈夫だよ、怖くないから」

ふっ。
「んっ···」

ぎょっ
「あっ、ごめん起こした?」

彩華くんは寝ぼけてるのか分からないけど、
俺の手を握り


「····あったかい、なぁ···」

····どくん。


「·····」


俺は何故か

















チュッ








眠る彩華くんの口にキスをした


それ以降時折涙を拭いながら、手を握り抱き寄せる俺がいた


















❦ℯꫛᎴ❧
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