第14章 飴玉 読み切りルド
(なんか片付けていて感じたけど····。)
タバコが見当たらない。
(まさかロナルドさん···タバコ辞めた?!でも私何も話してないし··くさいとか言ってないんだが。)
うーん
「·····」
(悩みながら片付けしてる)
あの部屋にはタバコはない!!!!今は飴玉なめてるからな!!!
✿✿✿
コト
「お疲れ様です」
「気づいたか?」
「何がですか?」
「~~··タバコ吸ってないの」
「確かに片付けしていてもタバコが見当たらないから、どうしたんです···」
ぐいっ
···チュッ
「···っ(甘い)」
「お前の為だよ···//」
「私?··何かしましたっけ···」
「···店長に色々とタバコの話とか健康とか言っていたらしいな····///」
「あっ···すみません!///」
「いや。むしろお前が···俺の体を心配してくれていたのが····////」
「だって···ずっとタバコ吸ってるロナルドさん見てると···心配しちゃいます」
「だったら」
「ロナルドさん···?」
「この飴玉、俺の口に入れてみろ」
「ふぁ!?////それは!///」
「出来ないのか?お前から渡されたらタバコ吸わなくなるんだけどな~~~~··」
チラッ
(こ···!この人はぁ~~~~~!///)
✿✿✿
~~··ふわっ
「あら?最近ロナルド様からタバコの匂いがしないわ」
「私達の前だから控えてるんですの?」
「まぁな。とんだ"猫"が心配してくれていたから」
「えー!ロナルド様ネコ飼ってるんですの?」
「すげぇ可愛いぞ。···甘える姿とかな」