【R18】私の心は私のもの【リヴァイ/進撃の巨人】
第3章 次の日
「兵長、真面目に聞いていただいてますか?」
「これ以上にない程真面目だ」
「…そうですか。私の話はご理解いただけましたか?」
「ああ、てめぇが新兵の癖に俺に取引を持ち掛けて来やがったってのが、よくわかった」
「取引…違います。そんなことではありません」
「じゃあなんだ」
「私に近づかないでください、私に関わらないでください、これは取引ではありません。
これは私からのお願いです。懇願しています。どうかお聞き入れください。」
「じゃあまたてめえとヤりたくなったとき、どうやって呼べばいいんだ」
「は?」
ベラベラと捲し立てていた私の言葉は、ピタッと止まってしまった。
今、この人、何て?
「今日みたいにまたてめえとヤりたくなったら、どうすればいいかを聞いている」
「今日みたいに…?ヤりたくなる…?」
「『しばらく』俺の性処理を任せる。昨日てめえにそう言った」
「…」
絶句した。
昨日で終わりじゃないの?
「わかるか?新兵」
ソファから立ち上がる兵長
ジリ、と近寄られ、私も思わず後ろに下がる。
私のすぐ後ろには、昨日の情事の全てを受け止めたベッドがある。
「てめえはノコノコと、今日もヤられに来たんだ」