• テキストサイズ

【SB69】レディ・レディ[オムニバス]

第2章 愁パート 完





偶然、二人きりになった時に聞いてみたことがある。
ドラムのメンテナンス、床に直に座りながらネジを締めていく細い背中。
「何も聞かないのか」
「愁が決めたことでしょ」
振り向かずにただそれだけ応えた。
彼女が俺のことを愁と呼んだのは、それが最後だった。











あの頃の様にとはもう言えない。
ヒロインのメロディシアンが浄化されることはない。





あの日
あの雨の日
想いを告げたならば何か変わったのだろうか
/ 76ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp