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【ハイキュー】キミが好き【短編集】

第9章 学芸員の "月島さん" 【月島】


「………ふぁ」



「ねぇ、顔。赤くなってる」



「……………っ!」



「……可愛い」





耳元でそう囁かれて


そして普段はついていない電気の明るさも相まって、



ますます顔の温度が上昇していくのが自分でもわかる。





「蛍くんズルい」



「何が?」



「不意打ちでキスしてくるの」



「だって確認したいじゃん」



「何を?」



「は僕の彼女だってこと」



「確認、できた?」



「もう少し必要かな」





そう言ってまた唇を塞がれて


そしてそのまま手は腰元へ





「蛍くん、ご飯の準備まだ途中…………」



「火は?」



「消したけど」



「じゃあ大丈夫」





私は普段と違うシュチュエーションにドキドキしすぎて、

全然大丈夫じゃないんですけど





「ねぇ、彼氏が僕だって

学校に言っちゃダメなの?」



「うーーーーん、それはちょっと」



「……そっか。じゃあ」





トップスを捲り上げられて、


そのまま胸元に印を付けられる。





「……恥ずかしい」



「ダメ」





私の彼氏は仙台市博物館職員で

仙台フロッグスの選手でもある、


"月島蛍"




「月島さん」とか


「月島選手」って呼ぶ機会も少なくはないけど






「ねぇ、蛍くん」



「なに?」



「蛍くん大好き」



「うん。僕も」





「蛍くん」って呼べるこの時間が


やっぱり一番幸せ。




蛍くんの首元に腕を回す。





「蛍くん、

これからも一緒にいてね」



「うん。当たり前」



--- end ---

2022.3.7

リクエストありがとうございました!
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