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真面目なあたしは詐欺師でした。

第10章 葉月6号?


葉「あたしの事、捕まえたいんでしょ?捕まえなさいよ。ほら!」
麗「お前…面白くなくなったな」
葉「は?」
麗「あーあ。つまんない(´-ω-`)」
葉「………」
麗「本当に感情生まれたとか?(笑)」
葉「感情?そんなもの醜いだけよ」
麗「ふーん。私知ってるのよ。何故お金を欲しがるのか」
葉「誰にも言ってないんだから誰も知らない。」
麗「貰ってる子から聞いたのよ。」
葉「!?」
麗「聞いたわ。最近になってくれないから困ってるって。それはきっと彼がお金を持ってるからでしょう?」
葉「ふん!そんなの知らないわ。」
麗「あなたの妹、風華ちゃん。今もまだ入院中ですって。」
葉「………」
麗「自分の妹を助けたい気持ちは分かる!でも!あなたがやってる事は犯罪なのよ!」
葉「自分の妹を助けたいと思って何が悪いの!?そんなのあたしの親に言いなさいよ!あたしと風華は双子だった!でも神皇家は双子が生まれた場合!どちらかを捨てる!それで風華は捨てられた!風華は決して裕福でない幸せな家庭に養子として迎えられた!けど!風華は体が弱くって、病院通いで、でも!手術するお金もなくってでもアイツらに言っても聞いてもくれない!だったらあたしがどうかするしかないじゃない!」
パシンっ!
悠「葉月やっぱり間違ってる」
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