第5章 No,2本田勇正
葉「はぁ…ただ刺しただけなのに…佐々木愛子震え過ぎ」
愛(こ…これで…援交の事は黙っといてくれるのよね?)
葉「いや。もう遅いよ?気づくの遅過ぎ」
愛(え?)
葉「すいません!警察ですか!?大変何です!きょ…教室でクラスメイトが血を流しながら倒れてて!場所!?場所は私立破魔波高校4階の教室です!早く…早く!来て下さい!」
愛(あな…た?一体何をしたの…?)
葉「何って電話」
愛(電話じゃないでしょ!事情聴取されるじゃない!)
葉「だから?あ。そうだ。あたしのアリバイは作っといて」
愛(そんなことする訳無いでしょ!)
葉「え〜。やってくれないと面倒なんだよね…まぁ良いや」
愛(あなたは…なに?誰なの!)
葉「あたし?あたしは…(大丈夫か!」
葉「あ!刑事さん!早く…早く!この人を救急車で運んで下さい!刺されてるんです!」
刑事(おい!早くこの人を病院に連れて行け!)
救急隊(はい!)