第2章 The meaning of words
乙骨「…若葉ちゃん!!」
若葉「大丈夫…!こんなの…どうって事ない…!」
乙骨「…」
若葉「待ってて、憂太」
乙骨「……危険だと思ったらなんと言われようとすぐ行くからね。」
若葉「ありがとう」
謎の呪詛師「さぁ…ジワジワと痛くなってきたんじゃないか?軽く2箇所は逝ってるだろうなぁ」
若葉「…こんなの…どうって事ない…睡眠冀求……!!!」
ドォンドヴン!!!
若葉「うっ……」
謎の呪詛師「ん〜今のは効いたね。俺はあまり君を傷つけたくないと言っただろう…さぁ…」
若葉「っ………」
謎の呪詛師「ふっ……媚薬耽溺…(パチンッ)」
若葉「っ…!」
謎の呪詛師「ははっ…身体が熱くてたまらないのだろう。そして足も怪我していれば動けまい…」
ドォン
謎の呪詛師「…帳が上がった…ッチ…若葉ちゃん。そのまま放っておくのは俺としては残念だが、帳が上がってしまったのでな…また迎えに来るよ」
若葉「ちょ…まち…はぁはぁ…」
ー身体が熱い…なんで…足…痛い…
五条「若葉!!」
若葉「五条…先生…っ…」
乙骨「五条先生??」
虎杖「いや〜ナナミンの事聞こうと思ったら五条先生が来ました」
乙骨「でも良かった…」
釘崎「若葉さんは!」
五条「…悪いけど、一足先に高専に若葉を連れて戻る。」
乙骨「…若葉、2箇所は骨逝ってると思います」
五条「だろうな。ありがとう、憂太。悪かったね」
乙骨「伊地知さんには伝えます」
五条「悠仁と野薔薇の事も頼んだよ」
乙骨「はい」
シュンッ
ー五条said
……遅かった…くそ!あの呪詛師…余計な事してくれた
若葉「先生…ごめんなさい…怪我しちゃった…はぁはぁ…」
五条「僕が行くの遅くなったから…ごめんね若葉」
若葉「ごじょ…せんせは…はぁはぁ……悪くない…です…」
五条「いや…と言うかもう喋るな」
若葉「っ……あの…呪詛師の人が…よく分からない言葉…言ってて…アイツと…俺は…お前を必要と……しているって…」
五条「……アイツと俺はお前を必要としている…アイツって誰だ…調べてみるか…若葉…だからもう喋るな。すぐ硝子が治してくれるさ」
若葉「ありがと、うございます…」
乙骨「伊地知さん、五条さんが負傷した若葉ちゃんを連れて先に高専に帰りました」
伊地知「では私達も帰りましょう」
