第2章 The meaning of words
若葉「憂太。」
乙骨「うん」
若葉「3人で報告にあった呪霊よろしく」
乙骨「若葉ちゃん。僕が残るよ」
若葉「んーん大丈夫。多分相手は私に用があるみたいだから」
乙骨「…え?」
若葉「だから、行って」
乙骨「…わかった。すぐに祓って戻ってくるよ」
若葉「うん、お願いね」
乙骨「うん。無理はしないで…さあ2人とも行こう」
虎杖「え、若葉さんは?」
乙骨「彼女にはやることがあるんだ。だから僕達は報告にあった呪霊を祓いに行く。さぁ、行こう」
釘崎「ちょっと!私を置いていくんじゃないわよ」
ー若葉said
嫌な気配…
若葉「もう出てきてもいいんじゃないですか?さっきから私の様子伺ってるんでしょう?」
謎の呪詛師「やぁ…会いたかったよ。中村若葉ちゃん」
若葉「……呪詛師…なぜ私の名を知っているんですか?」
謎の呪詛師「なぜって…君は特級術師なんでしょ?有名さ。しかも五条悟のお気に入りとか…」
若葉「そうです。私は特級術師ですが、五条のお気に入りではありません。五条は教師で私は生徒です。」
謎の呪詛師「ははっ!そうかそうか…まぁそんなのはどうでもいい。俺はお前の頭から爪の先までの全てが欲しいのだからな」
若葉「…ゾクッ」
謎の呪詛師「ちなみに、俺も特級術師だ。だが、俺は君を傷つけたくない。だから…さぁ!こいつらと存分に遊んでくれ」
ヴェェァァェェェアァァエェ
なにこの数……しかもこの中には…1級呪霊と準1級呪霊がいる…。こんなに沢山いるなかであの2匹を同時に倒すとなると相当体力を消費することになる…まさかそれが狙い…?いや、でも私が特級術師ってしってるなら特級呪霊でも連れてくると思ったけど…てか自分で戦うか…うーんこの様子だと私の事を殺す気がない…寧ろこの呪霊達を倒せって言われてるみたい…でもとりあえず…
若葉「やるしかないっ」
謎の呪詛師「俺は上で見物させてもらうよ」
若葉「あ。ちょ、まだ聞きたいことが…くっ」
ドォン!!!
ヴェェァァェェェアァァ
若葉「っち…はっ!」
ー乙骨said
早く祓って若葉ちゃんの元に戻らなければ…
虎杖「いた!」
乙骨「2人とも…早く祓って若葉ちゃんのところに戻るよ」
釘崎「…当たり前!…それより若葉さんのやるべき事って…」
乙骨「帳の中に、呪詛師がいる。」
1年「?!」
