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ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第37章 花①遥かなる旅路


承「無理だと?」

医師たち「「あっ」」

「あ、怒ってる」

承「この旅は無理なことばかりしてきた旅だった。無理だとか無駄だとか言った言葉は聞き飽きたし、俺たちには関係ねぇ。心臓を動かせば良いと言ったな、そいつはちょうどいいぜ。ディオのおかげで心臓動かしたり止めたりする方法は練習済みだぜ」

「承太郎の言う通り。できないことなんて、無いに等しい」

承太郎はスタープラチナを出し、ジョセフの心臓マッサージを直接行った。
すると心拍音が蘇った。

医師A「急げ!ディオの死体から抜き取って輸血するんだ!」

医師B「もしかすると、できるかも!」

医師達はすぐにディオからジョセフに輸血を施した。

ピッ、ピッ

医師B「おおっ…み…見ろ!カラカラだった肌に良い色ツヤがあっという間に…肌にハリが出てきたぞ!」

ピッ、ピッ

医師A「脳波です!脳波が現れました!」

医師B「信じられない!心拍音も正常だ!」

「やった!!」

ジョ「ううっ…」

医師たち「「生き返った!」」

ジョ「ああっ…」

ジョセフが目を覚ました。
しかしジョセフの様子がおかしい。

承「あっ…ジジイ…」

「え?おじいちゃん…?どうしちゃったの…?」

ジョ「フフッ」
ジョセフは笑うと輸血していた管を引きちぎった。

承「あっ…」

ジョ「まぬけめ!承太郎!」

承「や…野郎!まさか!」

「うそでしょ!?」

承太郎は戦闘体制に入った。

ジョ「貴様のおかげで蘇ったぞ!」

承「てめぇ!」
承太郎がスタープラチナを出した。すると

ジョ「ま…待て!承太郎!うそ!うそ!うそだよーん!冗談じゃ!冗談!」

承「ん…」

「…」

ジョ「悪かった…ちょっとふざけただけじゃ…正真正銘わしよ!ジョセフ・ジョースター、1920年9月27日生まれ。妻の名前はスージーQ!趣味コミック本集め!」

承「1981年映画「類人猿ターザン」の主演女優は?」

ジョ「ボー・デレク!」

承「「今夜はビート・イット」のパロディー「今夜もイート・イット」を歌ったのは?」

ジョ「アル・ヤンコビック!」

承「やれやれ、本物のようだなそんなことを知っているのは」

ジョ「ふぃーー」

「冗談が過ぎるよ…おじいちゃん…」




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