第37章 花①遥かなる旅路
デ「9秒経過、9秒もとめられたぞ!しかし、時を止めていられるのは今は9秒が限界といったところか」
承(や…野郎!)
デ「ウリィィィ!」
ディオは承太郎に連続パンチを浴びせた。承太郎の骨は所々折れ、時は動き出した。
承「うっ!ううっ…!」
デ「スタンドのパワーを全開だ!承太郎!さっき頭にきているとか抜かしていたな!お前の怒りなどそんなもの!ふんっ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄…無駄ぁ!!」
今度は連続で蹴りを入れられ、承太郎は道路に強く打ちつけられてしまった。
デ「間髪入れず最後の攻撃だ!正真正銘、最後の時間停止だ!」
承「うぐうっ!」
デ「これより静止時間9秒以内に!片をつける!ザ・ワールド!」
ディオは時を止め、なぜか姿を消した。
承(野郎が何を策していようと、静止したときの中でどんな方法で攻撃してこようと、俺はもらった2秒という時間だけスタープラチナをぶちかますだけだ!俺が思う確かな事は、ディオ、てめえの面を次見た瞬間、俺は多分プッツンするだろうと言う事だけだぜ。来や…がれ…ディオ!)
デ「7秒経過」
承「うっ…!」
デ「ロードローラーだぁっ!!」
なんとディオはロードローラーで承太郎を押し潰そうとしてきた。
承「ううっ!」
しかし承太郎もスタープラチナを素早く出す。
ス「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ…!」
デ「もう遅い!脱出不可能よ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄…」
ス「オラオラオラオラオラオラオラオラ…!」
デ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!8秒経過!ウリリィィァー!ぶっつぶれよー!」
ス「オラァ!!」
承太郎はロードローラーに押し潰されてしまった。
デ「9秒経過。やった…スタープラチナついに我がザ・ワールドの下に敗れ去った。不死身、不老不死。フフフフハっ!スタンドパワー!これで何者もこのディオを超えるものがいないことが証明された。取るに足らぬ人間どもよ!支配してやるぞ。我が知と力の下にひれ伏すがいいぞ!10秒経過!フハハッ、そして時を静止させることも10秒を超えた。どれ、このまま承太郎の死体を確認して血を吸いとっておくか。吸い取る血が残っていたならな!」