第32章 花①紅海
ア「ん?」
アブドゥルは異変に気づいた。
ア「違う承太郎!もう移動している!の後ろにいるぞ!」
承、花、ポ「「「!?」」」
「え?」
ハイプリエステスは花京院の後ろにいたのさらに後ろにある非常灯に化けていた。
ハイ「アギャース!」
「わっ…!」
瞬間、アインガードが出てきてを突き飛ばした。
花「!ちっ、ハイエロファントグリーン!」
花京院はを受け止めると、ハイエロファントを出した。
しかしハイエロファントの攻撃を避け花京院の首をかき切った。
花「うぁぁっ!」
「花京院!!」
アインガードはすぐ花京院の傷を治した。
そして逃げ惑うハイプリエステスをスタープラチナで倒そうとしたがまたしても逃げられてしまった。
ハイ「ブッショアアア!」
そしてまた消えた。
ア「みんな!ドアの方へ寄れ!いつの間にか機体の表面を化けながら移動してるんだ」
ポ「…って言われてもよ」
ア「この部屋にいるとどんどん怪我をしてダメージを受けるぞ。花京院、大丈夫か?」
花「あぁ」
ア「みんな隣の部屋へ行くんだ!」
皆隣の部屋へと移った。
ア「密閉して閉じ込めるんだ」
アブドゥルはドアのハンドルを握ると、そのハンドルにハイプリエステスが化けていた。
ア「ば…ばかな…す、すでに移動してドアの取手に化けてやがっ…なに!?」
アブドゥルを襲おうとしたハイプリエステスをスタープラチナが捕まえた。
ハイ「アギャース!!」
ポ「やった!捕まえたぞ!」
ア「うぁっ…あぶなかった…」
承「スタープラチナより素早く動くわけにはいかなかったようだな。こいつをどうする?」
ポ「承太郎、躊躇するんじゃあねぇ。情け無用!早く首を引きちぎるんだ!」
承「アイアイサー」
そして承太郎がハイプリエステスの首を引きちぎろうとした。しかし承太郎の手から血が噴き出した。
「承太郎!!」
承「うっ…ぐっ…!」
ア「んんっ?」
承「や…野郎…カミソリに化けやがった」
その瞬間皆戦闘態勢に入った。
承「バ…バカな…」
ア「こいつ、強い!!」
ジョセフがポルナレフの肩から落ち、意識を取り戻した。
ジョ「げほっ、げほっ」