第31章 花①仲間との再会
ジョ「じゃが…息子のアブドゥルの死を報告するのは…つらいことだ…」
ポ「あっ、あぁ…」
ポルナレフがひどくつらそうな顔をした。
「ポルナレフ…」
ジョ「アブドゥルの死は君のせいじゃあない」
ポ「いいや、俺の責任。俺はそれを、背負ってるんだ」
2人に慰められたが、ポルナレフはそう言った。
花「あの父親もスタンド使いなのですか?」
ジョ「あぁ、だがどんなスタンドなのかその正体は知らない」
花「あの父親の今の態度じゃあ、協力は期待できそうもないですが…」
ジョ「わし1人に任せてくれ。父親と話をしてみる」
ポルナレフは1人海へと向かっていった。
「ポルナレフ!」
は追いかけようとした。しかし花京院に止められた。
花「、今は1人にしてやるんだ」
「でも…」
花「も前そうだっただろう?」
「うん…」
花「それなら…」
「でも、私は花京院や承太郎がそばにいてくれたことで、2人の言葉で、救われたよ。1人じゃあないんだって、そう思えた。2人が私にしてくれたように、私もポルナレフにしてあげたい」
花「…そうか…なら行くといい」
「ありがとう、花京院」
するとはポルナレフを追いかけた。
承「俺たちのしたことは無駄じゃあ無かったってことか」
花「そうみたいだな」
2人は遠ざかるの背中を見て言った。
ポルナレフは海岸で1人座っていた。
ポ「妹の敵討ちだったとは言え、アブドゥルを死なせたのはこの俺だ。償う方法なんてねぇんだろうな…あの父親に対してよ…あぁ、落ち込むぜ…」
「ポルナレフだけのせいじゃあないよ」
ポ「!?お前、なんでここにいるんだ?承太郎たちと一緒じゃあなかったのか?」
「どうせまた1人で落ち込んでるんだろうなと思って」
ポ「そりゃあ…な」
「ポルナレフだけのせいじゃあないよ。私たちだって2人を見つけだすのが遅かったし、アブドゥルさんを、いやそもそも、ポルナレフを1人にしなければ今もアブドゥルさんは生きていたかもしれない」