第27章 承①遥かなる旅路
「お疲れ様、承太郎」(ニコッ)
承「!!」
承太郎はを抱きしめた。
「承太郎から抱きしめてくれるなんて珍しい、これなら少しは死にかけた甲斐があったかな」
承「二度と死ぬんじゃあねぇぜ…本当に良かった…」
「うん、ごめんね、ありがとう承太郎」
2人は体を離した。
ジョ「はわしを助けようとしてくれたのだろう?すまないな」
「いいんです。仲間を助けたいと思うのは当たり前でしょう?」
ジョ「強くなったな…」
承「うん…」
スタッフ「こ…こちら2号車!おどろきました!ジョースターさんと、さんが目覚めました!ジョースターさんとさんが生き返りました!バンザーイ!どうぞ!」
承太郎はディオの死体を見て言った。
承「これで貸したものは確かに返してもらったぜ、ディオ」
3人は夜明けにディオの死体を朝日に照らして葬った。
ジョ「これで終わったな…ディオにはみんなが貸していたのだよ、100年前から大勢の人間が。あらゆるものを貸していたのだ」
承「戻ってこないものが多すぎるがな」
ジョ「あぁ、多すぎるな、そして大きすぎる。わしらの失ったものはこの地球にも匹敵するほど大きい」
「でも彼らのおかげで私たちは今生きている。そして倒せた」
承「イギー、アブドゥル。終わったよ」
「ぐすっ…さっ、戻ろっか、日本に帰ろう」
ジョ「そうだな」
承「うん」
承太郎はの涙を拭ってやると、歩き出した。
承「ところで、、その傷はアインガードに治してもらったらいいんじゃあねぇのか?」
「あ、それが…はっ…!!」
がアインガードの話をしようとすると、車で療養中だった花京院とポルナレフが降りてきた。
花「やぁ、、承太郎、ジョースターさん」
ポ「やっと終わったな」
「花京院!ポルナレフ!」
は走って2人に抱きついた。
ジョ「花京院!ポルナレフ!無事だったか!」
承「ふん」