第24章 承①アトゥム神・ヴァニラアイス
「2人ともスタンドが攻撃を受けたらダメージを負うから、アインガードが探った方がいいんじゃあないですか?」
ア「いや、アインガードは確かにダメージは負わないが、バラバラにされたりしたら、怪我を治せるものがいなくなってしまう。には怪我を治すという大事な役割があるからな」
「アブドゥルさん…」
ポ「そうだぞ、。ところでアブドゥル、なぜ炎が6つ固まっている?」
ア「それぞれが前後左右上下の方向を示す。半径15メートル以内にいるものは、どの方向にどんな大きさのものが隠れているかわかる。ジョースターさんたちは地下へ向かって連れ去られた。下へ向かおう」
4人は地下へと歩いた。
ア「んっ…!早くも炎に反応が!左前方になにかいる!」
ポ「なにっ!」
「誰?」
イギーがうなると、ザ・フールを出した。
ザ・フールが柱をひっかくと、男が出てきた。
男「うぎゃぁーーー!!」
ポ「おいおいなんだ!?この男は!」
「何で柱の中に!?」
ア「あっ…!周りを見てみろ!ポルナレフ!!」
ポ「ああっ!この館の迷路が消えている!」
「全て作り出されたものだったんだ!」
迷路のようなものがなくなり、部屋が出現した。
ア「どうやらこの幻覚を作っていたスタンド使いらしいな…あっという間だったが、イギーがやっつけたぞ」
イ「ばうわう」
「さすがだね、イギー」
イ「くうぅぅーん」
はイギーの頭を撫でた。
ア「ともあれこれで、この館の間取りも普通に戻ったわけだ。炎には今、生物反応なし」
アブドゥルが触れていた柱を見るとそこには
"このラクガキを見て、うしろをふり向いた時お前らは"
ア「ん?」
アブドゥルは指をどかして続きを見た。するとそこには
"死ぬ"
と書かれていた。
ア「うっ…!!!炎には異常なし…イギーには何も匂っていないようだ…」
アブドゥルがゆっくり後ろをふりむくとスタンドが近づきとポルナレフと、イギーを狙っていた。