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ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第2章 幼馴染


 承太郎とは幼い頃から近所に住んでおり、物心ついた時にはお互いもうそばにいた。思春期に入ってもお互い避けたり話さなくなったりすることはなかった。
ある朝、はいつも通り承太郎と共に学校へ向かっていた。昨日起こった出来事などを話しながら。

「それで昨日お母さん達が話してるのを聞いてたんだけど、私もしかしたら海外についてくかもしれない。」

承「…そうか。」

昨夜なにがあったのか。それはの両親が仕事で行く長期出張先がエジプトだったので、兄の彗を連れて行こうという話をしていたのだ。

「大丈夫?承太郎。私いなくなっちゃったら寂しいんじゃあないの?」
はニコニコしながら冗談めかして言った。

承「…かもな。」

「え…?」(今の何…?承太郎私がいなくなったら寂しいって思ってくれてるってこと…?)

女生徒達「きゃ〜!ジョジョよ!」
「今日は私と登校しましょう〜??」
「私と登校するのよー!!!」
「またこんな地味な子と登校してるの〜?」
「私たちの方が絶対たの…」

は女子生徒達に囲まれてる承太郎を見て苦笑いしながら言った。
「毎朝恒例だね…じゃあ私先行ってるね」

承「はぁ…やれやれだぜ…。うるせぇぞこのアマ!!」

女生徒達「「「「「きゃ〜!!!」」」」
「私に言ったのよ!」
「私よ!!」
    「あれ?ジョジョは?」

承太郎はさっさと大股で歩きその場を後にしてを追いかけ、肩を掴んだ。
承「おい。先に行くんじゃあねぇぜ。余計に群がってくるだろうが。」

「ん?速いのね。別に1人でも追っ払えるでしょ。」
笑いながら言った。

こうしていつも通りの朝が去っていった。

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