第20章 承①セト神
マレーナ「あなたのような銀色の髪の子供なのですけど…」
ポ「ああっ…うっ…うん…」
承太郎もも黙ってその様子を見ていた。
マレーナ「…失礼ですけど、前にどこかでお会いしたような……ああっ!」
ポルナレフは顔を背けて言った。
ポ「い…いいえ、子供なんて見ませんでした…」
そして歩き出し
ポ「い…行くぜ、承太郎、」
承「ふん…」
「うん…」
2人もポルナレフの後について行った。
ポ「ほら、早く」
マレーナ「ああっ…ま…待って!まさか!その耳飾りは!」
ポルナレフは片耳のイヤリングを女性の部屋に落としてきてしまっていた。
そして立ち止まると
ポ「一度も会ったことがないぜ。会うはずがない。俺たちは旅人なんだ。初めて来た場所だし、もう出発しなくてはならない。次の町へな。」
再びポルナレフが歩き出したので、承太郎とは黙ってまたついていった。
ポ「んなっ、何も言うなよ、承太郎、、何もな!うん…」
ポルナレフはまたも顔を赤くしながら、後ろ髪を引かれる思いで前を向いた。
承太郎はポルナレフの左肩に手を置いて、前を向いたまま笑った。
承「ふん…」
はポルナレフの右肩に手を置いて、ポルナレフの方を見ながら笑った。
「んはっ」(ニコッ)
するとのいる方からジョセフの声が聞こえた。
ジョ「おおっ!承太郎ととポルナレフ〜!!お前たち!どこ行っとったんじゃ!」
「あっ!」
ポ「ああっ!ジョースターさん!アブドゥルも!」
ジョ「勝手な行動はするなといつもいつも言っとるだろうが!」
ポ「あんたらだろうが!いなくなったのはよぉ!」
承「はぁ…」
ア「まぁまぁ、早くメシにでも行きましょう」
「よかった、おじいちゃんもアブドゥルさんもみんな無事で」
するとイギーもテコテコと歩いてきた。
ポ「あっ!イギー!おめぇもどこ行ってたんだよ!」
イ「ぶぁ」
一行は全員揃ったのでご飯を食べにレストランへと行った。