第17章 承①エジプト
エジプトに着くと、花京院、ポルナレフ、アブドゥルの3人が車を調達してきた。
しばらく車で移動して一向が車から降りると、ヘリコプターがやってきた。
ポ「な…なんだ、こいつは?」
ジョ「来たな」
「来た?」
ポ「ヘリコプターだ!」
花「言わなくても見りゃあ分かる」
ジョ「スピードワゴン財団のヘリだ、降りれる場所を探している」
承「スピードワゴン財団?日本でおふくろを看病、護衛してくれているじいさんの昔からの知り合いか?」
ジョ「あぁ、そうじゃ、ううっ…」
「うっ、風で息が…」
承「、俺の後ろにいろ。まさか今度はあのヘリに乗るんじゃあねぇだろうな?」
承太郎はを背中に隠すと、ジョセフに聞いた。
ジョ「いや、できることなら乗りたいが,彼らはスタンド使いではない。攻撃にあったら巻き込むことになる」
花「それじゃあなぜ、あのヘリがやってきたのですか?」
ジョ「助っ人を連れてきてくれたのだ」
花、ポ「「あっ!?」」
「え!?」
ポ「何だって!?助っ人?」
ジョ「ちと性格に問題があってな。今まで連れてくるのに時間がかかった」
ア「ジョースターさん、あいつがこの旅に同行するのは不可能です。とても助っ人なんて無理です」
花「知っているのか?アブドゥル」
ア「あぁ、よおくな」
承「ちょっと待て、助っ人ってことは当然スタンド使いってことか?」
ジョ「愚者ザ・フールのカードの暗示を持つスタンド使いだ」
ポ「ザ・フール?へへ、なにか頭の悪そうなカードだな」
ア「敵でなくてよかったって思うぞ、お前には勝てん」
ポ「ええ?なんだとこの野郎口に気をつけろ」
ポルナレフはアブドゥルの胸ぐらを掴んだ。
「またやめなよ、ポルナレフ…」
ア「本当のことだ。なんだ、この手は?痛いぞ」
ポ「偉そうにしやがって!」
「はぁ…」
花「もうやめないか、ヘリが着陸したぞ」
皆ヘリの方向を見た。
するとヘリから降りてきた2人のパイロットは自分はスタンド使いじゃないと言った。
しかし後ろの席を見てもいないように見える。
「誰もいないように見えるけど…」
ポ「おいおいおい、いるって?どこによ、とてつもなくチビな野郎か?出てこいコラ」