第14章 さすがだ
「‥さ‥ん?」
猪野はをみて驚いた
(今までと雰囲気が違う‥目の色が違う‥覚醒したのか?)
は筆を手に取った
「‥寅」
「そんなの意味ないよ!学習能力ないの?」
真人はそういって笑った
「もっとさ‥‥え?」
真人の後ろにはが立っていた
(動きが速い‥‥)
は口開けた
(なんだ?描くんじゃないのか?)
「あ〜あ〜あ〜」
「発声練習でもしてん‥‥の‥か‥?!」
真人は全身に強い痛みを感じ立っていることが出来なくなった
(なんだ‥これ‥‥体中が痛い‥何をしたんだ‥)
は真人をじっと見つめた