第9章 初めまして
「ねぇ夏油ー俺さ彼女ほしい」
「どうした真人‥急に彼女ほしいなんて‥」
「カップル見るとさ‥イライラするんだよね‥でも恋人がいたらどんな気持ちになるのか知りたくてさ」
「そうか‥それで?良い子いたのかい?」
真人はニヤリと笑った
「この前さ見つけたんだ」
真人は写真を夏油に見せた
「この子‥高専の子だよね?」
「夏油の知りあい?」
「会った事はない‥その子可愛いね」
「でしょ?夏油もわかる?実はさ‥この子の先祖が両面宿儺を封印したんだって‥封印される直前に呪いをかけたんだって!」
真人は嬉しそうに言った
「その子にも呪いかかっているのかい?」
「さぁ‥そこまでは‥でも試しに会ってみたい‥いいよね?」
「あぁ好きにすればいい」