君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第111章 111※
マンションへと戻り、手を取り合いながら足早に部屋へと戻った二人は、扉が閉まるなりその場で抱き合い唇を重ねる。
「龍くん…っん…ちゅ、んぁ」
「…ただいま」
「っあ、おかえ、り…ん、ん…!」
口付けの合間に言葉を交わし、笑みを交わしながら何度も唇を重ねる。
の制服のブレザーは脱がされ床に投げられ、ネクタイも同じように床に落ちている。
シャツもボタンは殆ど外され、腕に袖が引っかかっているだけのようなものとなっていた。
「制服…っシワになっちゃ…」
「あとでアイロンかけるから許して」
スカートの裾から手を這わせ、指先でショーツを引っ掛けて引き下ろす。
ひくりと震えるの腿を再度撫でれば、の手もまた龍之介のシャツのボタンにかかった。
「良いの?玄関で…」
「いい…も、我慢したくないっ、ンぁ…」
「…可愛すぎ」
しかし、靴すら脱いでいない。
何ならの背後は玄関のドアである。
せめて玄関くらい上がりたいところではあるが、もうそう考えることさえ煩わしい。
今はただ、互いの温もりに溺れたい。
「りゅ…っあ」
「、可愛い…大好きだよ、愛してる」
「っ私も大好き、愛してる…ひゃ、んっ」
「あんまり大きい声出すと、さすがに聞こえちゃうかも」
耳元で囁かれ、腰を震わせながらもは自らの両手で口を塞ぐ。
すると、柔らかな胸が腕で潰されて、その柔らかさで龍之介を誘い込む。
ブラのホックをまた外され、そっとその胸を下から掬うように揉みあげる。
「にぁ…ん…」
ふるりと震わせながら腕の力を緩め、潰された胸が開放されれば、龍之介はその頂きのピンク色の飾りを口に含んだ。
「あァ…っんぁ…龍くん…ッ」
「ん…ここ好きだもんね?声、我慢するんだよ」
「ふ、ぇ…んぅぅっ」
軽く歯を立てられ、ビクリと跳ねながらは龍之介の頭を抱えるように抱き着く。
「っは…ん…」
「俺がいない間、自分でも触ってないのがよくわかる」
すぐイッちゃったね。
そんな声を掛けられ、は小さく頷く。
「龍くんに、触ってもらって気持ちよくなりたかった、から…」
「っ可愛すぎ…良い子で待っててくれたんだね。じゃあ、いっぱい気持ちよくしてあげる」
「っひゃ、んあ…あっ、ああ…ッ」