• テキストサイズ

君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】

第93章 93※



「龍く…おふ、ろ…ひぁっ、きたな、ん…」
「に汚いとこなんてないよ」

帰ってきたそのままにこの脱衣所へやって来て、服を脱がされそのまま風呂へ入るかと思いきや、龍之介はを壁に縫い留め、両手首をつかんで彼女の頭上へまとめ上げた。
そのまま華奢で白い肢体を眺め、触れてその質感を味わう。

「可愛い…」
「ん…っ、ぎゅ、ってしたいよぉ」
「まだダーメ。もっと見たい」

普段はすごく優しいのに、たまにこんな風に意地悪な部分が角を出す。
形の良いの胸を大きな手のひらでやわやわと揉みしだき、その形を歪にさせながら頂きを指で弾く。

「んぁ…」
「…はぁ…可愛い…」
「ん…?ん…」

顎を上げられ、体勢はそのままに口付けられる。
薄く開いた唇から龍之介の舌が割り入れられ、ひくりと体を震わせながら舌を絡める。
ちゅくちゅくとした水音と共に受け止めきれなかった唾液が口の端からこぼれ、それすらも舐め取られる。

「は…ぁ」

そのまま首筋に下がって行った龍之介の唇は、生え際に吸い付き小さく赤い花を残す。

「髪、アップにする予定ある?」
「っ、ない…あぁ…っ、ん」

胸の飾りを避けてふくらみを這う唇に、もどかしそうに吐息を漏らす。

「りゅ…んぅ、そこ…やぁ…」
「ん?どこ?ここ?」
「ひゃあ…おへそ…違うよぉ…んっ」

龍之介から与えられる刺激ならばどこでも感じてしまう。
そんなの反応が可愛くて、龍之介は体中にキスを落とす。

「」
「ん…龍くん」

片手で触れるのが龍之介自身ももどかしくなったのか、まとめ掴んでいた手首を離し、口付けながら抱き締める。

「…俺も脱がして」
「うん…もっとキスして」
「愛してる」
「ぁ、ん…」

啄むような口付けと共にが龍之介のシャツのボタンを外す。
軽く背伸びし、首筋を舐め上げながらシャツを脱がせば、今度は自分のターンと言わんばかりに龍之介の胸に唇を寄せる。

「…っ」
「龍くんも気持ちよくなって…?」

軽く上目に見上げられ、まだ解放されていない自身がずくりと疼く。
の全てに龍之介は弱い。
だから、ただ指で胸の飾りに触れられただけで小さく吐息が漏れてしまう。

/ 1123ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp