君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第24章 24※
龍之介の抱っこでお風呂へとやってきた二人。
軽く体を流した後、二人で浴槽につかりホッと一息。
「」
「ん…?」
どうやらは風呂が好きなようで、龍之介の胸に後ろ向きに凭れながらも幸せそうにふわふわとしていた。
「俺の事、呼び捨てで良いんだよ?敬語もいらないし」
「呼びたいんですけど…敬語もなくしたいけど…」
「けど?」
「仕事でぽろっと出ちゃったらどうしようって思っちゃって」
「なるほど…。でも、俺たち共演者だったし、そこで仲良くなった―って言い訳は通じないかな…?」
攻めて敬語だけなくしてほしい、という龍之介の言葉に、はそれなら、と頷く。
「呼び捨ても今はちょっと難しいけど…龍之介さんだと確かに距離感あるように思っちゃうかも」
「が俺の事ちゃんと好きって思ってくれてるのはすごく伝わるんだけど、こう…特別感が欲しいっていうか……子供っぽいね、俺…ごめん」
「そんな龍之介さんも愛してますよ?…どうしようかなぁ…龍くん?」
そう呟きながらが顔を上げ龍之介を見れば、真っ赤になった彼の姿。
「え、のぼせちゃった?」
「う、ううん!その、今の呼び方…すごく良いな…って…」
乙女かよ。
なんてこと思いつつも、その龍之介のあまりの愛らしさには小さく笑ってから体の向きを変え、龍之介に跨って口付けた。
「龍くん…」
「…」
「…おっきくなってる」
「が可愛いから…」
こんなの初めてだよ。
と呟く龍之介とは別に、ひくりと意志を持つように動く龍之介の自身に、は頬を染めそちらを見る。
「っん…」
「、ぬるぬるしてるよ…?お湯じゃないよね、これ…」
「あ…触っちゃやぁ…」
割れ目をそっとなぞられ、指が入ってくる。
が動くたびに、湯がちゃぷりと波打った。
「可愛い…このまま入れたい」
「っん、いい、よ…?」
「痛くない?」
「大丈、夫…ふ、んぁ…」
腰をひくつかせながら、自ら龍之介の先端をあてがうに、龍之介は何とも言えない感覚に陥る。
ついさっきまで処女だったとは思えない順応性の高さである。
「龍くん…」
「ん…?」
「ぎゅ、して…?いれる、から…」
「っ、…」
「は、ん…」