第1章 恋愛感情、
翔×和
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side . N
「和也、お願い。
俺と付き合って下さい」
勝手に玄関を開けて入ってきたこの人は
『ちょ、和也、戸締りちゃんとしなきゃ』
赤い薔薇の花束を抱えて
『30本、和也の年齢の数だよ』
花束の中から箱取り出して
『指輪にしようか迷ったけど、和也は男だしネックレスにしたんだ』
俺の首に高そうな黄色のわっかのモチーフがついたソレをおれの首に付けて
『うん、和也すげー似合う』
にこっと微笑んで
俺の口に
『……ちゅっ』
リップ音を鳴らして
『和也の唇美味しい』
キスした。