• テキストサイズ

【鬼滅】敬愛と情愛【煉獄さん】

第62章 ※遠い初めての夜




「…っ」


菫が好い反応をすると、杏寿郎は菫の帯を解き、袷をぎゅっと掴んでするりと開く。


抵抗するかと思った菫は大人しく腕を開いたまま、体を差し出すように目を瞑った。


杏「…………。」


初めて見る菫の肌に杏寿郎の吐く息が震える。


杏「菫、綺麗だ。」


そう真っ直ぐ褒められると、菫は恥ずかしそうに眉尻を下げながら目を薄く開いた。


「あ、あんまりじっくりと見ないで下さいませ…。」

杏「……努める。」


杏寿郎はそう返事をすると、結局見つめながら再び胸に手を伸ばした。

滑らかで柔らかな白い肌に心臓が跳ねる。


杏(男の体とは全く違うのだな。)


そう思いながら先程から気になっていた胸の頂きを優しく摘んだ。


「あっ」


菫が再び好い反応をすると、杏寿郎は堪えるように目を細めながらそこへ口付け、そして口に含んだ。



/ 777ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp