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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第18章 日輪刀と二人の力・・・そして初任務へ


Noサイド

黙って選別に参加してしてから早1週間。
帰って来て2日間はしのぶを中心とした柱達から、休みを2人に強制されていた。
その後無一郎は1人でも淡々と稽古し、時折実弥や義勇に稽古をつけてもらい、着々と力をつけていた。

一方絢蘭は、しのぶによる稀血の検査の日々を送っていた。
とは一定も毎日少量の血液採取と怪我人治療相手の反転術式の成長具合を調べている程度。
本人もしのぶの手伝いが出来ると嬉しいそうだ。
空き時間には依然と同じ様に無一郎の稽古を見ている日々が続いた。

そんな日常がさらに1週間が過ぎた頃、お館様の屋敷にある人物が訪ねてきた。
白髪交じりの頭髪にひょっとこの面を顔に被せ、パイプをくわえている。
その人物は絢蘭達に近づくとパイプを外すと、深々頭を下げ話し始めた。


戸「柱の皆様方お久しゅうございます。そちらのお二人は時透無一郎殿と時透…いや狗巻絢蘭様ですな。儂はお兄さんの刀鍛冶を務めます鋼井戸と申しやす。刀鍛冶っつうのはあんさんの刀を創りそして生涯にわたり刀の手入れを定期的する職人の事を言います。いつでも万全の刀の状態にすることが儂ら刀鍛冶の仕事でございます。本日は無一郎殿の刀が出来上がったので献上に参上した事と妹君の刀を担当の刀鍛冶から預かってきましたのでわしが、代理人として私に参ったのです。」

実「おお!鋼井戸さんじゃねかァ。無一郎担当か。よかったなァ。この人は里長に次ぐ腕前って言われてんだぞ。けどよ。あんたが誰かの刀鍛冶になるなんて何年ぶりだ?つうかあんたがここまでくるなんて珍しい事もあるんだなァ。」

戸「おお風柱のあんちゃんじゃねぇか。相変わらず傷だらけだな。わしも本当は隠居する年なんだが、お館様と里長から頼まれちまってよ。妹さんの方は里長が担当して渾身の1品を打つって言われちまったら、儂も最後にまだ若ぇ兄さんの為に張りきったって訳よ。ところでお館様はいらっしゃるかい?里長から妹さんの刀を渡してお館様に日輪刀が何色に染まる確認してほしいと頼まれているんだ。一応お館様にも連絡してあると。里長曰とんでもねぇ色に染まる予感がするとか。」


すると隠しの何人かがすぐにお館様の元に報告に言った様だ。
刀鍛冶が屋敷に来ること事態異例なのに、刀鍛冶の長がお館様に日輪刀の色を確認してほしいなんて前代未聞だ。

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