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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第15章 7.運命の出会いの始まり…



ずっと顔出して学長先生のお人形にむちゅうになってたみたい。


悟「お!かくれんぼはお終いかな?ずっと僕の後ろに隠れてかわいかったのい。それは置いといて、あの強面で人形作っている人がさっき言った夜蛾学長だよ。怖いのは見た目だけだから怖がらなくて大丈夫だよけんらん。」

夜「……その子が?」

悟「そうです。以前任務地で偶然見つけて保護した”万華鏡の姫君”の生まれ変わりです。澄んだ硝子の様な瞳はまさに”十二眼”そのもの。学長だってご存じのはずです。術式も無下限術式に加え反転術式、さらに特殊な結界を使用。僕の家にあった文献通り。まぎれもなくこの子だと断言できます。ただ一点違うのは…。学長もお気づきだと思いますが、このことについては後ほど。さて絢蘭。自己紹介出来るかい?」

 『…ときとう絢蘭です。…よろしくおねがいします。』


やっぱりはじめて会う人に,
話すのまだこわいな。
なんでこわいのか自分でもよくわかないんだよね…。
へんに力が入っちゃうの。


夜「悟の報告の通りの容姿と呪力量だな。確かに瞳も文献通り。…ふむ。」

 『??』


どうしよう。
学長先生がだまちゃったよ。
シーンとした時間きらい…。

シュッ‼


 『わぁ!お人形さんがいっぱいくる!あそびたいのかな?でもそんなにいそいだらあぶないよ?」


何かけっこうな速さでじゅりょくがやってくるなぁと思ったら学長先生のお人形だったよ。
しかも動けるお人形作れるなんてすごいなぁ。
でもなんかおこった?ひょうじょうしてるし、止まるけはいもないんだけど。
いたい思いしたらたいへんだ!
じゅつしきちょっと使っちゃえ!

無下限術式 ”無限”

このじゅつしきを使えば、わたしにふれようと近くにくればくるほど動けなくなって、すんぜんで止まるからどっちもケガしなくてすむんだ!


 『どうしたのみんな?じたばたして。ちょっとおちつこ?せっかくだったら楽しくあそびたいでしょ?そうだ!呪力をかんぜんに消さないていどにすこしだけね。…”輝きの道標”。』


ちょっとかげんしないとこの子たちのじゅりょくが全部なくなちゃう。
そうなっちゃうと本当にただの人形になっちゃう。
だからふのかんじょうを少しだけ取ってあげるイメージで…。


 
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