• テキストサイズ

万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達



呪「ハハハ。確かにお前の言う通り俺達呪霊は人間の支配など受けない。新しい存在としてこの世界を手に入れる存在だ。人間など滅ぶべき存在だ。だがな、たまーに使える奴もいる。今回の奴は人間だが俺たちの思想に近く、なんの躊躇いもなく利用させて貰ってる。そいつとの交渉条件はあんたみたいな強い呪術師を見つけること。それにだなぁ。その後の事は何を考えているかはしらねぇ。勿論お前らの生死の有無もなぁ!」


おいおい!
言いたいだけ言っていきなり攻撃かよ。
って言っても僕には当たらないんだけどね。

この呪霊が言っていた人間には心当たりがある。
というか知りすぎて嫌になるあいつに違いない。
昔からあいつの考えを理解できないことがあったなそういえば…。
まぁ何故あいつが呪霊に力を貸すかは後で考えよう。

今はこいつだ。
攻撃自体は避けることは余裕だが、10本の触手が無限に再生するし、防御力が異常に高い。
紫を放てば1発何だけど、ここは廃病院の最上階。
確実にここは崩壊する。
僕や絢蘭は余裕で避難というか避けられる。
だけど、恵と無一郎を連れてはやや危険だろう。
絢蘭の結界のおかげで恵は少し呪力が回復しているようだけど、まだ術式を使うのは無理だろう。
無一郎は今日初めて実践をしたばかり。
いくら冷静なアイツでも無理がある。
となると、頼みの綱は絢蘭の結界しかない。
本人曰くまだ未完成だというが、この呪霊の攻撃をしっかり防いでいる。
防御力には問題なさそうだが、地盤が崩れても耐えらるのか。
術者である絢蘭自身が結界を保てるかとか不安はあるけど彼女なら出来るし信じるしかないな。
僕としては情けない話なんだけどね。


悟「おいおいお前は僕達のような強い呪術師を探しに来たんだろ?それなのになんで殺そうとしてるかい?まぁ殺されないけどさ。」

呪「はぁ?俺様が人間ごときの指図を守るわけねぇだろう。俺強い人間を食らうのが好きなんだよ。特にお前みてぇな呪術師は特によ‼」


確かにこいつはそこらの呪霊とは核が違う。
だけど頭は大分バカみたいだな。
この僕を殺そうなんて、なんて哀れなんだろう。
最強の僕が負けるはずないだろう。

/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp