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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第14章 6.新しい友達



絢蘭が張った結界はただの結界じゃない。
防御力がヤバいほど高いんだけど。
しかも外からは術者つまり彼女しか入れない。
呪霊はもちろん、僕でさえ破ることは出来ないだろう。
だが、もっとヤバいのは結界ないで治癒術式?見たいのが行われている。
僕や絢蘭の目じゃないと見えない、結界内が黄金色で人?らしき者が恵達を抱きしめている。
その者達が少しずつ治癒や呪力の回復をしてる。

またとんでもない事考えて実際作っちゃったのね絢蘭ちゃん。
反転術式とは違う回復術式。
でもあくまでも結界だから守る事に最大の力が使われている。
回復術式はおまけの様な者だろう。
だけど絢蘭は、人にとても優しい子だから本当は治癒と呪力回復とかのスピードや効果を上げたいって考えてるんじゃないかな?
あの結界を一から考えているんだから、相当大変だったはず。
いくら無限の呪力があって十二眼の持ち主でも、”守る”、”癒す”、”回復”といった反転術式とは正反対の術式。
使うだけでも大変なのに。
僕だってさえ、僕自身に反転術式をかけることで精一杯なのに。

つまり呪力をもとにしている反転術式とは違って、絢蘭は守りたい・助けたい・癒したいなどの正のエネルギーを元に生まれた結界なんだ。
まぁ生得領域に近いかな。
神聖な生得領域って感じかな。
これは心が綺麗で純粋に人を想い合える者じゃなきゃ出来ない。
それほど絢蘭の心が綺麗ってこと。

って解説してるとこじゃなかった!
さてと、恵達は絢蘭のおかげで大丈夫っと。
奴は気がつけば僕の目の前まで来ていた。


悟「君さぁ。どうやって気配消してたの?自分では出来ないだろ?いくら特級だってさぁ。どいつの差し金だ?」

呪「上手くいったんだな。こんな紙っ切れで俺様の強大な気配何か隠せるわけねぇって思ってたが、あいつ中々やるんじゃねぇか。」

悟「なるほどね。どこぞ呪詛師の差し金か。でもおかしくない?君ほどのレベルが人間に協力する理由が思いつかないんだよね。」


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