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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第4章 4章 硝子に皹が入り始める




そうだ。

僕は優しくなんか無い。

誰かと一緒にいないと何もできない。

自己嫌悪に落ちそうになると、



父「どうしてそう思うんだ?」

無「えっ」

父「さきのことなんて誰にも分からないさ」

無「でも…」

父「それにさっきだってそうだけど、絢蘭の様子を一番気に掛けてくれるじゃないか。それに母さんの手伝いも良くしてくれる。勿論有一郎もな。」

無「うん。」

父「いいか無一郎。自分の終わりを自分で決めたらダメだ。絶対どうにかなる!諦めるな!必ず誰かが助けてくれる。1人で出来ることなんてこれぽっちだ。だから人は力を合わせて頑張るんだ!大丈夫。無一郎は間違ってない。」



父さんの言葉僕のモヤモヤをとかしてくれる

それを涙に変えて。



父「それにな'人のためにすることは、巡り巡って自分のためになる。そして人は自分ではない誰かのために信じられないような力を出せる生き物なんだよ'無一郎。有一郎も。」



"人のためにすることは巡り巡って自分のためになる”。


”人は自分ではない誰かのために信じられないような力を出せる生き物”

この2事がストンの胸に落ち心に響いた。

この言葉は忘れちゃいけないととっさに思い胸に手を当て握りしめ誓った。



無「ありがとう!父さん。たとえ1人で出来なくても、兄さん達と力を合わせて、これからも絢蘭も母さんも守るよ!」



すると父さんは頷き満面の笑みで



父「おう。さらに男らしくなったな!これからも頼むぞ!無一郎、有一郎」


兄さんも僕を見て頷いてくれた。


有無「はい!」


僕たち兄弟が力を合わせれば何にも恐くない。

これからは兄さんに近づけるようもっと頑張るぞ!








いずれは一人の男として大好きな絢蘭を守れるようになるんだ。

これだけは兄さんに負けられない。









だから待っていて























僕のたった一人のお姫様。

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