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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第13章 5.新しい家族と生活



絢蘭サイド

あれからどれくらい眠っていたのかな?
お父さんに”お休み”っていわれて、その声がここちよくて。
けいかいしないでゆっくりねたのは初めてかも。
だれかが、手をにぎってくれてることに気づいて、ゆっくりまぶたを開けた。


し「あら、おはようございます絢蘭ちゃん。ゆっくり休めましたか?」

 『うん!ねぇねが手をにぎってくれてたから安心していっぱいねちゃった。ありがとうねぇね。』


やっぱりねぇねが手をにぎってくれてたんだ。
うれしい!


し「ずっと傍にいるって約束しましたからね。私の手で安心してくれるなんて嬉しい事いってくれますね。寂しかったらいつでも言って下さいね。」


はじめて会ったときからだけど、ねぇねは本当のお姉ちゃんみたいで。
きれいで、やさしくて、むいを助けてくれた。
本当に大好き。
それにしてもお父さんやさねみお兄ちゃん、さとるともう一人の男の人(たぶんいたような…。)はどこ行ったのかな?
ねぇねと助けに来てくれたお兄ちゃんだっけ?
なぜかはしっこでポツンと立っている。
頭の中ぐるぐるする。
なぜか思い出せる人とそうじゃない人がいるみたい。
なんでだろう?


 『ねぇね?お父さんやさとる達はどこいっちゃったの?』

し「お父さん?悟?あぁ‼お館様と不死川さん、五条さんと七海さんは別のお部屋でお話し中ですよ。心配しなくても、そろそろ戻っていらっしゃると思いますよ。お館様いやお父さんがいらっしゃるまで、私や一応冨岡さんがいますから大丈夫ですよ。」

 『おやかたさまがお父さんで、しなずがわさん?がさねみお兄ちゃん。さとるがごじょうさんで、ななみさんってだれだっけ?そこにいるおにちゃんが私たちを助けてくれた人?』

し「フフフ。そうですよ。今日は色んな事がありましたから、きっと混乱しているのでしょう。お父さんが帰ってきたら、しっかりご飯をたべてゆっくり休んでくださいね。」


ねぇねはいっしゅん考えるしぐさをしたけど、何事もなかったように答えてくれた。
そうだよね。
今日1日でガラって変わっちゃたから疲れてるだけだよね?

しばらくしてお父さんが帰ってきて、さとるたちも帰ったってきいてちょっとさびしかったけど、また来てくれるみたい。
よかった。
たださねみお兄ちゃんはなんかもんもんとしてたけど大丈夫かな?

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