第24章 情欲は無限大※
今の今まで部屋の作りに気づかなかったが、ふと見渡せば姿見があることに気付いた。
そんなもの此処にあったのかとどれほど自分が欲にまみれて没頭していたのかということを物語っていた。
要するに周りを見る余裕が少しずつ出てきたということだ。
(…あと少しか、ほの花が保つかどうか…だな。)
目の前で一生懸命に口淫してくれている姿は破壊力抜群なのだが、より興奮して吐精すれば一度の吐精よりも早く催淫効果が抜けているように感じた。
それならば思いっきり淡白な情交で数をこなすよりも、濃厚な情交を数回した方が効率がいい。
その分、一度に使う体力が凄まじいので、ほの花が心配だが迷ってる時間もない。
彼女を巻き込んでしまった以上、早く終わらせたい。
そうと決めてしまえば、善は急げだ。
ほの花の体を持ち上げると向きを変えて姿見に向き合うようにした。
尻を上げるように促せば、素直にそうしてくれるので、その状態で姿見を見れば、ほの花の秘部が露わになっていて、ドクンと心臓が跳ねた。
ただでさえほの花の口淫に興奮しているというのに更に昂り、肉棒が熱く硬く膨らんだ。
舐めているというのに映し出されるそこはテラテラと厭らしく蜜が怪しく光っていて息を飲む。
朝露のように蜜芽に伝い、ぽたりと床に滴り落ちたその蜜を舐め回したくて仕方ない。
もっと見たい、もっと厭らしい秘部を晒してほしい一心で俺はたわわに実った乳房を横から鷲掴みにした。
「んんっ、ふぅ、っ。」
「ちゃんと舐めてろよ?でも、俺だけじゃ悪ぃからよ。気持ち良くさせてやる…。」
いらん世話だと言うかのようにふるふると首を振って拒否を示すほの花だが、自分が気持ち良くなると口淫を止めてしまうことを危惧してのことだろう。
ならば何の心配もいらない。
どちらにせよほの花に普段挿入するのは既定路線だし、口淫を止めてしまったとしても 手伝ってやればいいだけのこと。
やめてと言わんばかりに涙目で見上げてくる彼女だが、逆効果でしかない。
そんな可愛い顔をされたらこちらはただ興奮してしまうだけだ。