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陽だまりの先へ【鬼滅の刃/音夢💎】R指定有

第24章 情欲は無限大※






この感覚は感じたことがある。
最初にこの身を天元に捧げた時の痛みだ。
皮膚が焼け付くような熱さと裂けてしまいそうな痛みで目がチカチカした。

ツラそうに謝る彼を責めることなどできない。
だって私はそれを望んでいたのだから。
体の性欲がおさまらずに苦しいのは彼の方。

しかし、息もできない程の律動にすぐに頭が白っぽくなってきてしまった。


「おい…、息しろって…!」


「だ、って…!はげ、し…!!っ、!」


これは果てる方ではなく、完全に意識飛ばしてしまう方の頭の真っ白加減だと感じると必死に酸素を吸い込む。


「…そうだ。俺が言うのは筋違いだけどよ、とりあえず呼吸だけはしてろな?」


「…っ、う、ん…。」


激しい律動を繰り返してくる人の発言とは思えないほど優しい声色に頭が鮮明になってきた。
しかし、そうなると秘所の熱さと痛みが再発したようにそのことだけで頭がいっぱいになってしまう。


「ッ、ひ、ッッ、んん、ッ!」


「痛えよな?ごめん…。一発、ぶっ放したら…
とりあえず一旦抜いてやれっから…!」



それは恐らく射精をするときに抜くと言うこと。
いつもより早いのは、私が痛がっているからだ。
本当はいつももっと長く繋がっていたいとお互いが感じているのに、今回は彼の情欲を止めるのが目的。

兎に角何度も射精した方が良いのだろうか?
分からないけど、それが必要ならば私は彼の情交に付き合いたい。
一人でスるくらいなら一緒にシたい。
それが痛みを伴うものでも繋がっていたい。
彼の体温を感じていたい。
彼の瞳に映っていたい。


「…っ、てんげん…!い、たいけど…、だいすき…。」


「馬鹿ほの花…!煽ってどうすんだよ…!」


「し、らな、い…。だいすきなのは…とめられないもん…。」


「俺だって…っ!死ぬほど愛してる…っ!く、っ…!出すぞ…!」


そう言うと天元は勢いよく数回最奥に打ち付けると凶暴な屹立を抜き去り、私のお腹に熱い飛沫を放った。
秘所はいつもより大きな大穴が空いているが、空気に触れたことで篭った熱を冷やしてくれて少し気持ち良い。


ハァ、ハァ…というお互いの荒い息が部屋に響いているが、どちらかともなく視線を合わせると口づけをした。



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